「2階が暑い」「エアコンが効きにくい」——厚木市でも、夏の暑さ対策として遮熱塗料や断熱塗料に注目が集まっています。屋根や外壁は日射の影響を大きく受けるため、塗料を変えるだけでも室内環境の感じ方が変わるケースがあります。
一方で、よくある疑問が「遮熱って、どれくらい続くの?」という点。この記事では、断熱と遮熱の違いから、遮熱効果の持続年数の考え方、厚木市で失敗しにくい選び方までわかりやすくまとめます。

この記事の監修者
和田工務店 一級建築士(第381914号)
和田 裕太朗 / Yutaro Wada
・2011年東京理科大学学工学部第二部建築学科卒業
・2012年大工育成塾入塾
・2014年大工育成塾卒塾
・2020年度(2021年)一級建築士取得
・2021年度(2022年)一級建築施工管理技士取得
遮熱効果が続く目安は塗膜の耐久年数。ただし汚れで先に落ちることがある
遮熱塗料は、太陽光のうち熱になりやすい近赤外線などを反射して、屋根や外壁の表面温度上昇を抑える仕組みです。遮熱性能は「塗膜が健全である間」は基本的に発揮されます。
ただし現場で差が出やすいのは、塗膜の劣化そのものよりも、表面の汚れや藻・カビの付着です。汚れが積もると反射率が下がり、遮熱の体感が早めに弱まることがあります。
つまり、考え方としては次の通りです。
- 遮熱効果の寿命は塗膜の寿命に連動する
- ただし汚れなどで、体感効果が先に下がることがある
断熱と遮熱の違い

「断熱」と「遮熱」は似た言葉ですが、効き方が違います。目的が夏の暑さ対策なのか、冬の寒さ対策も含めたいのかで選び方が変わります。
遮熱塗料:日射を反射して表面温度の上昇を抑える
遮熱塗料は、日射を反射することで屋根や外壁が熱くなりにくくなります。特に屋根は日射を強く受けるので、外壁よりも体感差が出やすい傾向があります。
断熱塗料:熱の伝わりを抑える
断熱塗料は、熱が伝わるスピードを抑える考え方です。塗料としては塗膜構造などで熱の移動を抑える設計のものがあり、条件によっては冬の室内環境にもメリットが出ることがあります。
ただし断熱は、窓・天井裏・換気・断熱材の状態など建物全体の影響も大きいため、「塗れば必ず冬も暖かい」と言い切れるものではありません。
厚木市で遮熱塗料が人気な理由 3つ

厚木市で遮熱塗料のニーズが増えやすい背景には、住環境の特徴があります。
1つ目は、夏の暑さによる冷房負荷です。特に2階の暑さや、屋根裏の熱だまりが気になるご家庭は多いです。
2つ目は、雨が多い時期があること。湿気が多い季節は汚れや藻・カビが付きやすく、遮熱効果の持続に影響しやすい点がポイントです。
3つ目は、屋根が直射日光を受ける面積が大きいこと。遮熱は屋根で効果を感じやすいので、費用対効果が出やすいという理由があります。
遮熱効果はどれくらい続く?目安の考え方
遮熱効果の「何年持つか」は、単純に年数で断言するより、次の3つの要素で決まると考えるのが現実的です。
塗膜がいつまで健全かがベースになる
遮熱塗料も、塗装である以上「耐候性」が大前提です。塗膜が劣化して防水性や付着が落ちると、遮熱以前に塗装としての寿命が来ます。
一般に、グレードが高い樹脂ほど耐候性が高くなる傾向があるため、遮熱効果を長く期待するなら「遮熱機能」だけでなく「樹脂グレード」もセットで見るのが重要です。
汚れで反射率が落ちると体感が先に弱まる
遮熱は反射が命なので、表面が汚れると反射率が下がり、遮熱の体感が落ちやすくなります。
厚木市のように湿気が多い季節があり、藻・カビが出やすい環境では、低汚染性や防藻・防かび性を重視した方が結果的に長持ちしやすいです。
色によって遮熱の出方が変わる
遮熱は、一般的に明るい色ほど反射率が高くなりやすく、濃色は遮熱効果が小さくなりやすい傾向があります。
「色は濃いグレーがいいけど、遮熱も欲しい」という場合は、製品ごとの反射性能や、汚れにくさの設計も含めてバランスで選ぶのがコツです。
厚木市で採用されやすい遮熱塗料の考え方
メーカー名や商品名を決め打ちするより、厚木市での採用が多いのは、次の条件を満たすタイプです。
- 屋根用の遮熱グレードが明確である
- 低汚染性がある、または汚れに強い設計である
- 防藻・防かびなど微生物汚染への配慮がある
- 下塗りとセットで仕様が整っている
遮熱は「どの塗料が一番」よりも、「家の条件に対して仕様が合っているか」で体感も持続も変わります。
遮熱効果を長持ちさせるコツ
「塗って終わり」ではなく、遮熱を長く効かせるには設計と施工が大切です。
低汚染性を優先する
遮熱は反射率が下がると弱くなります。汚れにくさは遮熱の持続に直結するので、厚木市では特に優先したいポイントです。
屋根は下塗りまで含めた仕様で考える
屋根は直射日光・雨風の影響が大きいので、上塗りだけでなく下塗り材や工程の相性が重要です。メーカー仕様に沿った塗り回数・乾燥時間・規定膜厚を守ることで、性能が安定します。
日陰や植栽が近い面は防藻・防かびも視野に入れる
北面や植栽の近く、風通しが悪い場所は、藻・カビがつきやすく反射率低下が起きやすいです。こうした条件がある場合は、洗浄工程や仕様選びで再発を抑える設計が有効です。
よくある質問
遮熱塗料を塗ると冬は寒くなる?
遮熱は日射を反射するので、冬の日射取得が少し減る可能性はあります。ただし、冬の室温は窓・換気・断熱欠損の影響が大きく、体感として大差が出ないことも多いです。冬の寒さが課題なら、塗装だけでなく窓まわりや断熱の全体設計も含めて検討すると失敗しにくいです。
外壁にも遮熱は必要?
必要かどうかは家の条件次第です。南西面の焼け込みが強い、壁から熱を感じるなどがある場合は検討の価値があります。
ただ、体感差が出やすいのは屋根なので、優先順位としては屋根から考えるのが一般的です。
遮熱の効果を感じやすいのはどんな家?
屋根裏が熱くなりやすい家、2階の暑さが強い家、金属屋根など表面温度が上がりやすい屋根材は、差を感じやすい傾向があります。一方で、断熱性能が元々高い家は差が小さく感じることもあります。
【まとめ】厚木市で失敗しない遮熱塗料の選び方
遮熱塗料の効果は「塗膜が健全な間」は続きやすい一方、汚れや藻・カビで反射率が落ちると、体感が先に弱まることがあります。だからこそ厚木市では、遮熱だけでなく低汚染性や防藻・防かび、そして仕様に沿った施工品質まで含めて考えるのがポイントです。
迷ったときは、まず屋根から。屋根は遮熱の費用対効果が出やすく、体感改善につながりやすい場所です。
外装技建では、屋根材・外壁材・日当たり・周辺環境まで見て、遮熱が長持ちしやすい仕様を現実的に組み立てることができます。

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