失敗しない外壁塗装カラー選び|厚木市の街並みに馴染む色とは

外壁の色選びは、塗料の性能よりも「完成後の見え方」に満足できるかで評価が決まりやすいポイントです。厚木市で街並みに馴染む色を選ぶコツは、派手さよりも落ち着き、そして汚れ・色あせ・屋根やサッシとの相性まで含めて全体のまとまりを作ることです。

この記事の監修者

和田工務店 一級建築士(第381914号)

和田 裕太朗 / Yutaro Wada

・2011年東京理科大学学工学部第二部建築学科卒業
・2012年大工育成塾入塾
・2014年大工育成塾卒塾
・2020年度(2021年)一級建築士取得
・2021年度(2022年)一級建築施工管理技士取得

厚木市は市内全域が景観計画区域で、一定規模を超える建築物・工作物の新築や増改築、外観変更(塗り替えを含む)や開発行為を行う場合は事前の届出が必要、と案内されています。

一方で、届出の目安として「高さ10mを超える、または床面積合計1,000㎡以上」の建築物が示されており、一般的な戸建て住宅の外壁塗装は該当しないことが多いです。

この記事では、景観計画の考え方(周囲との調和、色の選び方)を参考にしつつ、一般住宅の色選びに役立つ形に噛み砕いて解説します。届出の要否は計画規模で変わるため、該当しそうな場合は厚木市の案内を確認してください。

参考リンク:景観法・厚木市景観条例に基づく届出制度(厚木ホームページ)


厚木市で「馴染む色」になりやすい共通条件

厚木市で多くの住宅に馴染みやすいのは、次の特徴を持つ色です。

  1. 彩度が低め(くすみ系・落ち着いたトーン)
  2. 明度は中〜やや高め(暗すぎ・白すぎを避ける)
  3. 土・石・木に寄る色味(ベージュ、グレージュ、ブラウン、温かみのあるグレー、くすみグリーンなど)

厚木市景観計画(抜粋)でも、外観に用いる色彩は一定の範囲(マンセル値)に収める考え方が示されています。


厚木市で迷いにくい色選びの考え方

厚木市は景観計画区域が市内全域で、景観形成の考え方を示しています。
実務上は、次のように「周囲にある色の系統」に寄せると外しにくいです。

市街地・新しい住宅地で馴染みやすい色の方向

・グレー(温かみ寄りのグレー、グレージュ)
・ベージュ、アイボリー(白すぎない)
・濃色を入れるなら面積を絞る(チャコール、濃いブラウンなど)

緑が多い環境で馴染みやすい色の方向

・ベージュ〜サンド系
・薄いブラウン、モカ
・くすみグリーン(彩度低め)


汚れ・雨だれが気になるなら中間色が強い

外壁の汚れは、土埃・排気汚れ・雨だれなどが中心です。白や黒のような極端な色はコントラストが出て目立ちやすく、いわゆる中間色は汚れが目立ちにくい、といった整理が一般的です。

厚木市で使いやすい寄せ方の例
・真っ白を避けて、アイボリーや薄いベージュに寄せる
・真っ黒を避けて、チャコールや濃いグレーに寄せる
・鮮やかな色は、くすみ系(彩度低め)に寄せる


色選びでよくあるズレと対策

小さい色見本で決めて、壁に塗ったら想像と違う

対策
・A4以上の大判サンプル(塗板)で屋外確認
・朝・昼・夕方で見え方が変わる前提でチェック

外壁は面積が大きいので、同じ色でも「明るく・鮮やかに」見えやすいのがズレの原因です。

屋根・サッシ・玄関ドアと合わない

対策
外壁色は単体で決めず、先に「固定色」を把握します。

固定色になりやすいもの
・屋根
・サッシ(黒、シルバー、ブロンズなど)
・玄関ドア(木目など)

組み合わせの基本例
・屋根が黒〜濃色:外壁は中明度のグレー、ベージュが合わせやすい
・屋根が茶系:外壁はベージュ、グレージュ、薄いブラウンが合わせやすい
・サッシがシルバー:グレー、アイボリーが馴染みやすい
・サッシが黒:グレージュ、チャコール、薄いベージュで締まる

色は良いのに、のっぺりして見える

対策
・ツヤを落とす(3分ツヤ〜艶消し寄り)
・同系色で2トーンにする(1階を少し濃く、2階を少し明るく)
・縦ライン、出隅、幕板などをアクセントに使う

アクセントは入れすぎると散らかるので、面積は絞るのがコツです。厚木市景観計画(抜粋)では、アクセント色を小面積(立面積の5%以内)として扱う考え方が示されています。


厚木市の街並みに馴染みやすい色の候補

ベース色(馴染み枠)
・アイボリー
・ライトベージュ
・サンドベージュ
・グレージュ
・ウォームグレー(少し暖色寄り)

引き締め色(使いすぎない)
・チャコール
・ダークブラウン
・ネイビー寄りの濃いグレー(彩度低め)

自然寄り(植栽と相性が良い)
・くすみグリーン
・オリーブ寄りの薄い色(彩度低め)


厚木市で後悔しにくい決め方の手順

  1. 周囲の家を10軒だけ見て「多い系統」を把握(ベージュ系、グレー系など)
  2. 屋根・サッシ・玄関ドアの色を固定条件としてメモ
  3. ベース色を中間色から3つ選ぶ
  4. 大判サンプルを屋外で、朝昼夕で確認
  5. アクセントは1色まで、面積は絞る(立面積の5%以内を目安に考える)

【まとめ】厚木市で馴染む外壁色は、落ち着いた中間色を軸に「屋根・サッシとの統一感」で決める

厚木市の景観計画は市内全域を対象に考え方を示していますが、届出が必要なのは一定規模以上の行為が中心で、一般的な戸建ての塗装は該当しないことが多いです。
そのうえで、街並みに馴染ませたいなら次が外しにくい基準になります。

・ベースはグレージュ、ベージュ、温かみのあるグレーなどの中間色
・白すぎ、黒すぎ、鮮やかすぎは避けると汚れ面でも扱いやすい
・屋根、サッシ、玄関ドアを固定条件にして配色を組む
・アクセントは入れても1色、面積は絞る(5%以内の考え方が示されている)

とはいえ、お好みの色で塗装するのが最も大事なことです。

外装技建では屋根やサッシとの配色バランスも含めたご提案をしますので、ご検討の際はぜひご相談ください。

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